10代のヘアケア・ヘアアレンジ需要|校則・部活・推し活から考える商品企画
髪は、校則の中でできる10代の自己表現です。中高生の髪の悩み、アレンジが盛り上がる場面、前髪へのこだわり、商品企画のチェックリストと気をつけたいことをまとめました。
髪は、校則の中でできる「自己表現」
中学・高校では、髪を染めることやパーマが禁止されている学校が少なくありません。それでも10代は、髪でおしゃれを楽しんでいます。結び方を変える、前髪の分け目を変える、ヘアピンやシュシュを選ぶ。決まりの中で工夫できるからこそ、髪は10代にとって身近な自己表現の場所になっています。
ヘアケア・ヘアアレンジの商品を考えるときは、「髪をきれいにしたい」という気持ちに加えて、「決まりの中でどう自分らしくするか」という視点が欠かせません。
10代の髪の悩み
中高生がよく口にする髪の悩みには、次のようなものがあります。
- くせ毛やうねり、雨の日の広がり
- 前髪が割れる、すぐにぺたんとなる
- 部活の汗やヘルメット、帽子で髪型がくずれる
- 寝ぐせを直す時間がない
- 髪を染められないので、ツヤや質感で差をつけたい
大人向けのヘアケアは「ダメージ補修」や「エイジング」が中心になりがちですが、10代の悩みは「朝の時間」と「学校での見た目」に集中しています。
もうひとつ見落としやすいのが、シャンプーやトリートメントを「自分で選べない」10代が多いことです。家族が買ってきたものを、お風呂でみんなで使う家庭も少なくありません。そのため、自分専用のヘアケアを持つこと自体が、10代にとってはちょっとした「大人への一歩」になります。ミニボトルやお試しサイズは、家族のものとは別に「自分のもの」を持ちたい気持ちにこたえる形でもあります。
アレンジが盛り上がる場面
ふだんはシンプルな髪型でも、特別な日にはアレンジに力が入ります。
- 文化祭・体育祭:クラスでおそろいの髪型やリボン、はちまきに合わせたアレンジ
- 推し活:ライブやイベントの日に、推しカラーのリボンやピンをつける
- 友だちとのおでかけ:写真を撮る日だけ、いつもより手をかける
- 卒業式や行事の前:前日から準備をすることもある
こうした日は、ふだん使わないアイテムを買うきっかけにもなります。「その日のために買う」のか、「次も使える」のかで、買い方が変わる点も覚えておきたいところです。
前髪は「1日の気分」を決める
10代の髪の話で、とくに大事なのが前髪です。前髪がうまく決まった日は気分がよく、くずれると1日落ちこむ。そんな声は、10代の間でよく聞かれます。
そのため、学校で前髪を直すためのアイテムは、ポーチやカバンに入れて持ち歩かれやすい商品です。ミニサイズのコームやブラシ、持ち歩ける大きさのスタイリング剤、前髪用のクリップなどがその例です。
持ち歩くものには、次のような条件があると選ばれやすくなります。
- 筆箱やポーチに入る大きさ
- 学校で使っても目立ちにくい見た目
- 手がべたつかない、においが強すぎない
- 友だちに「それどこの?」と聞かれるかわいさ
商品企画のチェックリスト
10代向けのヘア商品を考えるときは、次の点を確かめてみてください。
- 朝5分以内で使えるか
- 校則のある学校でも、ふだん使いできるか
- 部活や体育のあとに、さっと直せるか
- 行事や推し活の日に「ちょっと特別」にできる要素があるか
- おこづかいで買える値段か、ミニサイズはあるか
- 使い方を短い動画で見せられるか
アレンジは、文字や写真だけでは伝わりにくいものです。結び方や巻き方の手順を、短い動画で見せる工夫があると、「自分にもできそう」と思ってもらいやすくなります。
気をつけたいこと
- 校則違反をすすめない:「先生にバレないカラー」のような打ち出しは、学校や保護者の信頼を失います
- 髪質の多様性:くせ毛を「直すべきもの」として描くと、傷つく10代もいます。「活かす」「楽しむ」という言い方も選べます
- 熱を使う道具の安全:ヘアアイロンなどは、やけどや使い方の注意をわかりやすく伝えることが大切です
10代の「いま」の髪の気分を知る
どんなヘアアイテムを持ち歩いているのか、行事の前に何を買ったのか。こうした小さな行動に、商品のヒントがかくれています。
TrendVoiceでは、10代がプロフ帳に書いた「カバンの中身」「いまの気分」「最近お金を使ったもの」などの声を集めています。企業向けプランでは、たまった声にAIで質問できるので、ヘアケアやアレンジ商品の企画の手がかりとして使えます。
公開日:2026-10-31 文:TrendVoice編集部
TrendVoiceには、10代がプロフ帳を書いて遊んだ声が届きます。企業向けプランでは、たまった声に自由に質問できます。
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