スマホ・通信サービスと10代|はじめてのスマホから保護者の不安まで、親子に届く伝え方
10代のスマホは、多くの場合「家族の契約」から始まります。10代と保護者がそれぞれ気にすること、親子で話し合える材料の作り方、フィルタリングなど通信サービスならではの注意点をまとめました。
10代のスマホは「家族の契約」から始まる
いまの中高生にとって、スマホは連絡にも、勉強にも、遊びにも使う生活の道具です。ただ、10代が自分ひとりでスマホを契約することはほとんどありません。多くの場合、保護者の名義で、家族の契約の一部として持つことになります。
つまり、スマホや通信サービスの届け方は、「使うのは10代、決めて払うのは保護者」という形が基本です。さらに、使い始めたあとも、料金や使い方をめぐって親子で話し合う場面が続きます。ほかの商品よりも、親子の関係の中で使われるサービスだと言えます。
はじめてのスマホを持つタイミング
はじめてスマホを持つ時期は、家庭によってさまざまです。小学生のうちに持つ子もいれば、中学入学や高校入学をきっかけにする家庭もあります。「部活や塾で帰りが遅くなる」「友だちとの連絡に必要になった」など、生活の変化が理由になることが多いと言われます。
この「はじめて」の時期は、10代にとっても保護者にとっても大きな出来事です。どの機種にするか、どのくらい使っていいか、家庭のルールをどうするか。決めることがたくさんあり、情報を探している時期でもあります。
10代が気にすること
10代がスマホや通信サービスで気にするのは、次のような点です。
- 通信量:動画をよく見るので、月の途中で通信量が足りなくなるのが心配
- 見た目:機種の色や形、ケースを合わせたときのかわいさ
- 友だちと同じことができるか:同じアプリが使えるか、写真や動画をすぐ送れるか
- カメラと容量:写真や動画をたくさん撮るので、保存できる量
- 自由に使える範囲:家庭のルールで、どこまで使えるか
とくに、友だちと同じSNSやアプリが使えるかどうかは、10代にとって人間関係にかかわる大事な点です。クラスや部活の連絡がメッセージアプリのグループで回ってくることも多く、使えないと話についていけない、という不安につながります。
また、スマホケースやストラップ、背面にはさむ写真やシールなど、スマホを自分らしく飾る楽しみもあります。10代にとってスマホは、持ち物の中でも「見せる」ものです。機種や料金プランの話だけでなく、持ったときの気分まで想像すると、10代の目線に近づけます。
保護者が気にすること
一方で、保護者が気にするのは次のような点です。
- 料金:月々の料金と、使いすぎたときにいくらになるか
- 使いすぎ:夜おそくまで使う、勉強の時間が減る
- 安全:知らない人とのやりとり、年齢に合わないサイトやアプリ
- 居場所:帰りが遅いときに、どこにいるかわかるか
10代向けと保護者向けで、同じサービスでも伝えるポイントがまったくちがいます。
- 10代向けの例:「動画を見ても、月末まで安心」
- 保護者向けの例:「使える時間やアプリを、家庭で決められます」
親子で話し合える材料を用意する
通信サービスの会社ができることのひとつは、親子が話し合うための材料を用意することです。
- 家庭のルールづくりの手引き:使う時間、使う場所、困ったときの相談先などを、親子で書きこめる形にする
- 比べやすい料金の見せ方:月々の料金と、オプションを足したときの総額を、ひと目でわかるようにする
- 子ども向けの説明:保護者向けの説明とは別に、10代が読んでわかる言葉の説明を用意する
保護者だけに向けて説明すると、10代は「勝手に決められた」と感じやすくなります。本人も納得できる説明があると、ルールを守りやすくなります。
気をつけたいこと
- フィルタリングの案内:18歳未満がスマホを使う場合、年齢に合わないサイトなどを制限するフィルタリングの案内が求められています。くわしい内容は、最新の法律やルールを確認してください
- 子どもに直接契約をすすめない:10代だけに向けて「親にねだろう」とうながすような伝え方は、保護者の信頼を失います
- 料金の表示:割引の条件や期間がわかりにくい表示は、親子どちらからも不信感を持たれます
10代のスマホの「中身」を知る
10代がどんなSNSやアプリを使っているかは、学年や時期によって変わります。
TrendVoiceでは、10代がプロフ帳に書いた「よく使うSNS・アプリ」「よく使う通販サイト」「学年」などの声を、個人がわからない形で集めています。企業向けプランでは、たまった声にAIで質問できるので、10代のスマホの使い方を知る手がかりとして使えます。
公開日:2026-10-31 文:TrendVoice編集部
TrendVoiceには、10代がプロフ帳を書いて遊んだ声が届きます。企業向けプランでは、たまった声に自由に質問できます。
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