食品メーカーのための10代の声の使い方|新商品・売り場・価格を決める前の質問例
お菓子・飲料・食品メーカーが、10代の声を新商品の企画や売り場、価格の検討に使うための手順をまとめました。見るべきプロフ帳の項目、AIへの質問例、気をつけたいポイントを紹介します。
食品は、10代の流行がいちばん動く分野
10代の流行の中でも、食べ物は入れかわりがとくに早い分野です。2026年夏の渋谷トレンドリサーチ(高校生男女200人)では、「流行っている食べ物」の1位がもっちゅりん(18.9%)、2位が麻辣湯(15.6%)、3位がドバイチョコ餅(11.8%)でした。
ただ、こうした公開調査は半年や季節ごとの発表が中心です。新商品の企画を進めている途中で「いまはどうなっている?」を確かめたいときには、もっと手元で聞ける声があると便利です。
この記事では、食品メーカーがTrendVoiceをどう使えるか、見るべき項目と質問例、進め方をまとめます。
食品メーカーが見たいプロフ帳の項目
プロフ帳には、食品の企画に関係する項目がいくつもあります。
- 好きな食べ物・お菓子:いま名前が出てくる商品やジャンル
- 最近の自分へのごほうびと値段:食べ物にお金を使っているか、いくらくらいか
- 放課後よく寄るところ:コンビニ、100円ショップ、ドラッグストア、カフェなど
- つい買っちゃう決め手:見た目・かわいさ、値段、限定・レア感、推しとのコラボなど
- 求めてる商品・ほしいコラボ:10代が自分で考えたアイデア
とくに「寄るところ」と「決め手」は、集計の画面で人数を見られます。商品そのものだけでなく、どこに置くか、何を前に出すかを考える材料になります。
使い方1:新しい味やジャンルを探す
新商品の方向を決める前に、まず広く聞きます。
- 「好きな食べ物」に出てくる食感の言葉を、多い順に教えて
- 最近の投稿で、名前がよく出るお菓子やスイーツは? 件数も一緒に
- 公開調査で上位のもっちゅりんや麻辣湯と、プロフ帳の声でちがうところは?
公開調査と、手元の声を比べるのがポイントです。調査で上位のものがプロフ帳にも出ているか、それとも別のものに移っているかで、流行の「いま」がわかります。
使い方2:値段と量を考える
10代の多くは、おこづかいの中でやりくりしています。値段と量は、味と同じくらい大事な決め手です。
- ごほうびに食べ物を書いている人は、どの価格帯を選んでいることが多い?
- 「決め手」が値段の人と、見た目の人で、好きな食べ物にちがいはある?
- 友だちと分けやすいお菓子について書かれた声はある?
ごほうびの値段は「〜500円」「〜1,000円」のような幅で選ぶ形です。正確な価格を決めるものではなく、「この商品はちょっとしたごほうびの範囲に入るか」を考える目安として使います。
使い方3:売り場と知らせ方を決める
どんなにいい商品でも、10代の行動範囲にないと手に取ってもらえません。
- 放課後によく寄るところで多いのは? 学年でちがいはある?
- 食べ物にハマった人は、何で知ったことが多い?
- 10代に刺さるお菓子のSNSキャンペーンの案を3つ出して
知ったきっかけはTikTok、Instagram、友だち、お店で見た、などから選ぶ形です。「SNSで話題」と「お店で見た」のどちらが多いかで、店頭の見せ方にどれくらい力を入れるかの判断材料になります。
使い方1〜3を、商品会議までの実際の流れに当てはめると、次のような順番が考えられます。
- 企画の初め:使い方1の質問で、味やジャンルの候補を広げる
- 案をしぼるとき:使い方2の質問で、値段と量の見当をつける
- 会議の前:「お菓子の新商品の企画書のたたき台を作って」と頼み、骨組みを作る
- 発売のあと:毎週、関係する声が増えているかを確かめる
気をつけたいこと
- プロフ帳を書いているのは高校生です。小学生や中学生向けの商品には、そのまま当てはめない
- 件数が少ない声は、「こういう声もある」というヒントとして受け取る
- 季節や行事(テスト、文化祭、長期休み)で、声の中身は変わる
また、10代が「求めてる商品」に書いたアイデアは、10代自身の大切な言葉です。そのまま使うのではなく、背景にある「困りごと」や「うれしい場面」を読み取って、自社の商品に置きかえる使い方がおすすめです。
TrendVoiceで、商品会議の前に10代へ聞く
TrendVoiceは、高校生がプロフ帳を書いて遊んだ声を集めるサービスです。企業向けプラン(月3万円〜)では、たまった声にAIで質問でき、お菓子の新商品の企画書のたたき台も作れます。創業パートナー企業は、「今週のお題」として自社のテーマを投げかけることもできます。
公開日:2026-10-20 文:TrendVoice編集部
TrendVoiceには、10代がプロフ帳を書いて遊んだ声が届きます。企業向けプランでは、たまった声に自由に質問できます。
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