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商品企画

10代に売れるお菓子の条件|もっちゅりん・ドバイチョコもちから考える商品企画

2026年に10代の間で話題になったスイーツから、10代に選ばれるお菓子・食品の条件を整理。食感、カスタム、シェア、価格、売り場の5つの視点で、商品企画のヒントを解説します。

2026年、10代に人気だった食べ物

2026年上半期の公開調査では、こんな食べ物が10代の間で話題になりました。

  • もっちゅりん:もちもち食感のドーナツ。高校生調査で「流行っている食べ物」1位(18.9%)
  • 麻辣湯(マーラータン):具材と辛さを選べる中華スープ。同2位(15.6%)
  • ドバイチョコもち:ドバイチョコを日本風にもちでアレンジ。3つの調査すべてで上位

(渋谷トレンドリサーチ・高校生男女200人、マイナビ・10代女子、JC・JK流行語大賞の結果より)

ここから、10代に選ばれる食べ物の条件を考えてみます。

条件1:食感がおもしろい

もっちゅりん、ドバイチョコもち。どちらも「もちもち」「ザクザク」といった食感が特徴です。

食感は、写真では伝わりにくいものです。でも動画なら、かんだときの音やのびる様子、食べた人のリアクションで伝わります。短い動画でトレンドが広がる今、「食べたときの反応が動画映えする」ことは大きな強みです。

商品企画では、味だけでなく「最初のひと口で何が起きるか」を考えてみてください。

条件2:自分好みに選べる

麻辣湯の人気の理由のひとつは、具材や辛さを自分で選べることです。同じお店でも、人によってちがう一杯になります。

10代は「みんなと同じ」も好きですが、「自分だけの組み合わせ」も大事にします。トッピングを選べる、味を組み合わせられる、色を選べる。小さな「選べる」があるだけで、自分ごとになりやすくなります。

条件3:友だちとシェアできる

10代の食べ物の多くは、友だちと一緒に食べるものです。放課後に寄り道して分け合う、休み時間に交換する、部活のあとにみんなで食べる。

個包装で分けやすい、いろいろな味が入っていて交換できる、ふたりで食べるとちょうどいい量。こうした「分けやすさ」は、10代向けのお菓子では見落とせないポイントです。

条件4:おこづかいで買える

10代の多くは、おこづかいの中でやりくりしています。話題の商品でも、高すぎるとなかなか手が出ません。

「ちょっとしたごほうび」として買える値段か。友だちと話題にするために、気軽に試せる値段か。量を少なくして価格を下げる、ミニサイズを用意するなどの工夫も考えられます。

条件5:寄れる場所で買える

10代が食べ物を買うのは、コンビニやドラッグストア、駅の近くのお店など、学校帰りに寄れる場所が中心です。どんなにいい商品でも、行動範囲にお店がなければ買ってもらえません。

SNSで話題になったあと、「どこで買えるか」がすぐわかることも大事です。

流行りの「理由」を商品に置きかえる

ドバイチョコやもっちゅりんのような話題の商品を、そのまままねするのはおすすめしません。流行のピークが過ぎると、一気に古く見えてしまうからです。

それよりも、「なぜ10代がそれを選んだのか」を分解して、自社の商品に置きかえるのが長く使える考え方です。

  • 食感のおどろきを、動画で伝えられるか
  • 自分好みに選べる部分があるか
  • 友だちと分けられる形になっているか
  • おこづかいで試せる値段か
  • 学校帰りに買える場所にあるか

新商品の前に、10代の声で確かめる

どの味が気になるか、いくらなら買うか、何個入りがうれしいか。こうした質問の答えは、学年や季節で変わります。

TrendVoiceでは、10代がプロフ帳に書いた「好きな食べ物」「最近お金を使ったもの」「こんな商品求めてます」といった声を集めています。企業向けプランでは、たまった声にAIで質問できるので、商品企画の前の確認に使えます。

#10代 お菓子#商品企画#食品マーケティング

公開日:2026-10-20 文:TrendVoice編集部

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