10代の声から企画書をつくる手順|AIのたたき台を社内で通る企画に育てる5ステップ
10代向けの企画書を、思いつきではなく10代の声から組み立てる手順を5ステップで紹介。問いの立て方、声の見方、AIにたたき台を作らせるコツ、根拠の確かめ方、検証方法の書き方まで解説します。
「10代っぽい」企画ほど、根拠を聞かれる
10代向けの企画を社内に出すと、よく聞かれるのが「それ、本当に10代に刺さるの?」という質問です。担当者の感覚や、ネットで見た話だけでは、なかなか説得力が出ません。
そこで役に立つのが、10代の実際の声から企画を組み立てる方法です。この記事では、TrendVoiceに集まった声とAIを使って、企画書を作る手順を5つのステップで紹介します。
ステップ1:問いを1つに決める
最初に、この企画で知りたいことを1文にします。
- よくない例:10代向けに何か新しいことをしたい
- よい例:高校生が放課後に買う、300円前後で友だちと分けられるお菓子を作りたい
問いがしぼれていると、見るべき声も、AIへの質問も決まります。「だれが」「どんな場面で」「どれくらいの値段で」の3つが入っていると、あとの作業がぐっと楽になります。
ステップ2:集計で「土台」を見る
いきなり自由記述を読む前に、企業ページの集計を見ます。知ったきっかけ、よく使うSNS、よく行くお店、よく使う通販、月に使えるお金、買うとき大事なこと、が並んでいます。
ここで見ておきたいのは、企画の「前提」です。
- 売り場:コンビニ中心か、ドラッグストアや3COINSも多いか
- 知らせ方:TikTokか、友だちか、お店で見たか
- 決め手:見た目・かわいさか、値段か、限定・レア感か
この土台をおさえておくと、あとで企画がずれにくくなります。
ステップ3:自由記述で「場面」を拾う
次に、最新の投稿を読みます。とくに見たいのは「こんな商品、求めてます」と「このコラボ、もっとほしい」の欄です。プロフ帳では、求めてる商品を「だれが・どんなときに・いくらなら」まで書くようにすすめているので、使う場面が書かれていることがあります。
拾った言葉は、企画書の中で「ターゲットの一日」を描くときの材料になります。10代自身の言い方をメモしておきましょう。
あわせて「最近の自分へのごほうび」と「カバンの中身」も見ておくと、ふだんどんなものにお金を使い、何を持ち歩いているかがわかります。企画したい商品が、その中のどこに入りこめそうかを考えると、場面がよりはっきりします。ただし、ひとつの声に引っぱられすぎないよう、何人かが同じようなことを書いているかを確かめながら読みましょう。
ステップ4:AIに企画書のたたき台を頼む
材料がそろったら、AIに企画書のたたき台を頼みます。質問の例です。
- 「放課後に友だちと分けられるお菓子の新商品の企画書のたたき台を作って。値段は300円前後で」
TrendVoiceのAIは、企画書を頼まれると次の順番で書きます。
- タイトル
- ねらい
- ターゲット
- 商品・施策案
- なぜ刺さるか(根拠)
- 検証方法
この形は、そのまま社内向けの企画書の骨組みとして使えます。
ステップ5:根拠を確かめ、検証方法まで書く
たたき台は、あくまで出発点です。とくに「なぜ刺さるか」の部分は、自分の目で確かめます。
- 根拠は、投稿の声か、公開調査か
- 何件中何件の声か
- 件数が少ない場合、参考程度と書かれていないか
AIは、根拠を投稿と公開調査に分けて書くようにしています。社内で説明するときも、この区別を残しておくと「どこまで言えるか」がはっきりします。あわせて、企画書の言葉を10代の言い方に近づけて直すと、ぐっとリアルになります。
根拠を確かめたら、最後に企画を確かめる方法、つまり検証方法を具体的に書きます。ここがあいまいだと、企画は「よさそう」で止まってしまいます。
- 試作品を見せて、反応を聞く
- アンケートで、案のどれがよいかを数字で比べる
- 発売後、毎週の声の変化を追う
「次に何を確かめれば、この企画を進めてよいか」まで書くと、決める人も判断しやすくなります。
TrendVoiceで、企画書の「最初の1枚」を
TrendVoiceの企業向けプランでは、ライト(月3万円)で集まった声へのAI質問と企画書のたたき台づくりが使えます。コンサル(月10万円)では、月3時間の直接コンサルで企画書を一緒に考えます。10代の声を出発点に、社内で通る企画を育ててみてください。
公開日:2026-10-20 文:TrendVoice編集部
TrendVoiceには、10代がプロフ帳を書いて遊んだ声が届きます。企業向けプランでは、たまった声に自由に質問できます。
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